自動車保険

自動車の保険には法令で1台ごとに加入が義務づけられている自賠責保険と、所有車が任意に加入する任意保険とがあります。自賠法の基本の1つは自動車損害賠償責任保険の強制です。自賠法の保険を掛けないで車を運転したときは、車の所有車も運転者も6ヶ月以下の懲役などの罰を受けます。こうした理由で、この保険を強制保険といい、それ以外の自動車保険を任意保険といっています。2つ目の大きな特徴は、運行供用者に対して賠償責任を規定していることです。運行供用者というのは簡単にいえば、所有している自動車に支配権があるときと、その車の使用によって受ける権利がその人に生ずる場合です。例えば主人名義で車を買って妻が運転して事故を起こせば、主人は運行供用者として賠償責任を負わなければならないし、車を借りた友人が人身事故を起こせば、運転していた友人も所有者も運行供用者としての責任を負わなければなりません。盗難車による事故や、ひき逃げ事故では加害者もわからず、その車の自賠責保険も使えません。自賠法ではこうした被害者が損害賠償の請求ができない場合、政府の自動車損害賠償保障事業で救済する方法をとっています。なお、自賠責の保障対象は人を死傷させた場合の対人賠償だけです。被害者1人当たり支払い限度額はケガで最高120万円、死亡で3000万円、後遺障害で最高4000万円となってますが、年々高額化する賠償事故に十分な備えをしようとするなら、任意保険の契約は、いまや必須のものです。また、昨今の自動車保険はリスク細分型が主流になっています。これは運転者のリスク度合いに応じて保険料が決まるシステムで、ゴールド免許所有者などの事故を起こしにくい人の保険料が安くなる一方、若年層など事故を起こしやすい人の保険料は高くなります。

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