保険料の高い理由

中高年になって保険に加入すると、若い人と同じ保険金の契約でも保険料が大分高くなります。保険料は払い込み期間によっても違うため、働いているうちに払い込みを完了しておこうという考えで短い期間の保険に加入すれば当然保険料は高いのですが、若い人と同じ条件の保険でも保険料が高いのは、高年齢者の方が死亡率が高いので、公平に危険を分担するという保険の仕組みだからです。原始的な生命保険制度では、単純な助け合いということで全員が同じ分担金を払っていました。しかし高齢者は若人よりも死亡する割合が多く、早くお金をもらうが、若人は分担金を払うばかりでなかなかお金を貰う事ができない。これでは不公平になり、また制度の運用も不可能になります。このような不公平をなくし、もっと合理的な助け合いをと、いうことで死亡率と生命表をもとにして年齢より、死亡率に応じて、分担金に差をつけることにしました。死亡率はある年齢の人が1年間に死亡する割合のことで、年始の生存者数に対する1年間の死亡者数の比率のことです。また、生命表は、性別年齢別について観察した結果を基盤に、人の生死を表にしたもので、ある時点に生まれた人達が、時が経つに従い、減少していく推移の統計です。このように年齢によって異なるので、生命保険会社では、加入者の公平を図るという意味から年齢によって個々の負担する保険料を変えています。つまり、死亡率の高い高年齢者ほど保険料が高くなるということです。実際に保険会社で保険料を算定するにあたり、予定死亡率、予定利率、予定事業費率という3つの予定表を使っています。予定利率では責任準備金に運用し、それで得られるであろう収益を見込み保険料をあらかじめ割り引いています。

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