退職後のイメージ

日本の労働者は退職後の活動に消極的で、準備を始める年齢も世界一遅いという調査結果がでています。つまり、年金制度の不安などもあり、退職後の生活設計が立てにくく、リタイア後の新しい生活を肯定的に考える人が国際水準よりもかなり低くなっています。たとえば、旅行、ボランティア、スポーツ、勉強、家族の世話などの項目の中から、退職後にやりたい活動を選んでもらったところ、欧米先進国11カ国の中で、就労者、退職者ともに日本は世界で最も少ない項目しか選ばず、反対に何もしないと答えた人が18%でスペインに次いで多かったという調査結果が出ています。そして、退職後に向けて何らかの準備をしていると答えた人も、就労者の場合で16%に止まり、実際に退職してからようやく準備を始めた年齢55歳と世界で一番遅い部類に入っていました。しかも退職という言葉の意味からも家計難とか病気、退屈といった否定的なイメージを連想するものが35%にも及び、フランスやオーストラリアが20%台。アメリカが10%台に止まっているのに対して圧倒的に多いということが分かりました。その反面、退職後も働き続けたいという人の比率は、11カ国で日本が最高になっています。勤労者の潜在意識が色濃く滲み出て来ているようです。

家計と暮らし

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